後ろ手
両腕を背中に回した状態でオナニーをさせられる
用意するもの
- 必要ならおもちゃ
方法
この調教課題では、高手小手縛りをされたときのように、両腕を背中に回した状態でオナニーをします。
高手小手縛りは緊縛の中でも代表的なもので、背中側で両手首を縛った上で、肩と胸部に回した縄でそれを支えて拘束する上半身の縛り方です。
ピンとこないあなたは画像検索してみると「これのことね」となるはずです。
自分で高手小手縛りをするのは無理ですが、同じように両腕を背中に回して、拘束された雰囲気を味わってみましょう。
身体の柔らかさと目指す拘束の強さによって、どの程度まで腕を背中に回すかは変わってきます。
- 両手首の内側が触れ合う程度の浅いパターン
- 両手が反対の腕の肘または肘の内側をつかむ程度の深いパターン
- 脇を締めて上腕を上に曲げ背中の高い位置で手首をクロスさせるパターン
- 背中側で合掌するパターン
この調教課題におすすめなのはふたつめの深めに組むパターンですが、あなた自身の身体と相談して決めましょう。
腕を後ろに回したら、そのまま手を使わないでオナニーをしなさい。
ディルドやバイブなどを入れてもいいですし、机の角などを使ってもいいです。
ローターや、テニスボール等の小物をベッドに置いて、うつ伏せで擦り付けるのもいいかもしれません。
快楽が得られるまで続けること。
ポイント
身体を拘束されるというのはSMの中でもかなり大きな部分を占める性癖ですよね。
僕は縄の技術そのものは熟練の諸兄にまったく敵わないのですが、拘束によって快感と恐怖、恍惚と屈辱を引き出すことには比較的長けていると自負しています。
極論を言えば、あなたが僕との「約束」を守れるなら、縄も手錠も必要ありません。心が縛られてさえいれば。
この調教課題も同じような思想で作られています。あなたを拘束するものは、僕が命じたという心理的な制限だけ。
でもあなたは最後まで手を使わずにオナニーをするし、そのことを僕は信頼して命じています。
あなたなら、こうやって心を縛られることに、服従の悦びと誇りを見出せるはず。そんなことを考えながら楽しんでくださいね。