音声アシスタント
音声アシスタントになる練習をさせられる
用意するもの
- 特になし
方法
この調教課題では、音声アシスタントとして使用される練習をします。
音声アシスタントは、特定のキーワードで呼びかけることで反応します。
「Hey Siri」「OK Google」「Alexa」
などはもうおなじみですよね。
あなたにもキーワードがあります。
「おい、マゾ」です。
キーワードを言われたらあなたは次の通りに待機姿勢を取ります。
- 「はい」と返事をする
- 手を頭の後ろで組む
- 中腰になり脚をガニ股に広げる
- 胸を張って前方に突き出す
- 口を自然に開き舌を出す
音声アシスタントであるあなたが理解できるコマンドは次の2つだけです。
「動くな」
この命令をされたら、あなたは「かしこまりました」と答え、待機姿勢のまま固まります。
次に「解除」と言われるまで、何をされても動いたり声を出したりしてはいけません。
「踊れ」
この命令をされたら、あなたは「はい、踊ります」と答え、腰を前後にへこへこ振って踊ります。
また舌を左右にレロレロと振り、目は上を向いて白目を剥きます。
「やめろ」と言われるまで続けます。
その他の命令をされたときには、たとえ普通に理解できる内容であってもあなたは対応できません。
「無能なマゾで申し訳ございません。ご命令を理解できませんでした」
とその場で土下座して謝罪し、再び待機姿勢に戻ります。
この仕様通りに動作できるように練習しなさい。
「おい、マゾ」が聞こえた瞬間に即座に待機姿勢を取れること、
「動くな」と「踊れ」の命令に対応できること、
その他の命令をされたら謝罪すること、
それぞれが正しくできるように、実際にやってみましょう。
ポイント
心のない機械のように無機質な対応を求められる調教課題です。
特定の命令しか理解できないのがポイントで、犬の鳴きまねをしろとか奉仕しろといった簡単な命令もこなせず、ただ無能さを謝罪するしかないところが、まだ未発達の音声アシスタントらしさを表現しています。
このルールを使ってあなたで遊ぶ人間は、「動くな」や「踊れ」を命じたままどこか別室に行ってしまうかもしれませんね。
何十分でも命令の通りにしなければならない絶望を想像しながら練習してくださいね。