符牒

自然な格好と仕草でマゾであることを密かに主張させられる

用意するもの

  • 襟のついた服
  • 赤いペン

方法

この調教課題では、ひとつひとつはさほど不自然ではない格好や仕草を組み合わせて、あなたがマゾであることを周囲にアピールします。
フィクションで描かれるスパイのように、この調教課題を知っている人にだけ伝わる符牒を示すわけですね。

符牒はどんなものでもいいのですが、僕が思いついた以下の要件を組み合わせることにしましょう。
それぞれちょっとした寓意がありますが、特に重要ではないので割愛します。

  • 襟付きの服を着ている
  • 左手に赤いマジックペンまたはボールペンを持っている
  • 右手は軽く握られ、わずかに小指だけが立っている

ペンを持っているほうの手にはスマホなど他のものを持っていても構いません。

人がいる場所に出かけて、この符牒を示しなさい。
あなたがマゾであり、誰かこの調教課題を知っている人に符牒を悟ってほしいという気持ちを雰囲気で表現すること。

応用として、時刻やある程度の場所を事前に SNS で告知したり、下着をつけずに出かけたりするとさらに興奮するかもしれませんね。

この符牒に気付いた人は、最後の確認としてあなたにこう尋ねます。
「すみません、このあたりに落とし物をしませんでしたか」
肯定を返したら、あなたはその人に好きにしてもらって構わないという意味です。
実際に話しかけられて、受け入れられない相手だったり、怖くなってしまった場合には、不思議そうな顔をして「いいえ」と答えるといいでしょう。

ポイント

合言葉 では自分だけが知っている絶対服従の言葉を作りますが、こちらは符牒の仕様が公開されています。
とても低い確率ですが、あなたの隣にいる人物がたまたまこの調教課題のことを知っているかもしれません。
ひとつひとつの仕草は目立っておかしいものではないものの、組み合わせると特異なアピールになる、まさに符牒です。

可能性がわずかにでもあることは、まったく可能性がない状態とはぜんぜん違います。
万が一あなたの落とし物を見つけられてしまったときのことを想像して、緊張しながら楽しんでくださいね。