盗作

盗作の冤罪で謝罪させられる

用意するもの

  • 特になし

方法

この調教課題では想像力を使って惨めな状況に身を置きます。

あなたは高校生か大学生くらいの学生です。
ある日、あなたは教諭から残るように言われます。
あなたが不審に思いながら教室に留まると、教諭のほかにひとりの同級生が同席するようです。
教諭はひどく怒っているようですが、あなたには心当たりがありません。

教諭は分厚い紙の束をふたつ取り出します。
その一方にあなたは見覚えがあります。これは先週末、あなたが提出したレポートです。
今期の成績を左右する非常に重い課題で、あなたはかなりの労力をかけてこれを仕上げました。

教諭は同級生とふたつのレポートを示しながらあなたに、
「君は〇〇さんの課題をまるまるコピーしたね。それは非常に恥ずべき卑劣な行為だ」
と怒気を含んで迫ります。

あなたは驚いてしまいます。このレポートは正真正銘、あなたが書いたものだからです。
これは私が書いたもので、盗作をしたのはこの子のほう。
あなたは必死になって弁解しますが、教諭はなぜか聞く耳を持ちません。

「そこまで言うならいいだろう。このページのこの部分、誰の論文からの引用かもちろん分かるだろうね?」
教諭はまったく重要ではない個所を示してあなたに詰問します。
あなたは咄嗟に答えることができません。
「〇〇さん?」
教諭が同級生に視線を向けると、その子は即座に答えます。引用元の著者名、長い論文の題名、ページ数まで。

「どちらが盗作をしたのかは明らかだな。君は当然この単位は落第だし、場合によっては放校処分となるだろう」
教諭の厳しい口調に、あなたは血の気が引きます。

「あーでも」
突然同級生が話に割って入ります。
「ちゃんと反省して謝ってくれるなら許すよ。全裸になって、おもいっきり惨めな方法で」

そんなことできるはずない。
あなたは当然必死に拒絶しますが、教諭はそれならば放校だと頑強な態度を崩しません。
いま学校を追い出されるわけにはいかない。
あなたを支えてくれた人々の顔を思い出し、あなたは唇を嚙みます。

繰り返し繰り返し2人からおまえが盗作したんだと責められるうち、本当に自分のほうが過ちを犯してしまったのだという気になってきます。
あなたの精神は折れ、この苦しみから逃れるためなら素直に謝ろうと考えてしまいました。

ここまでを想像して、服を脱いで全裸で土下座して謝罪をしなさい。
自分が盗作をしたことを認め、自分の卑怯さを懺悔し、償うためならどんなことでもすると誓うこと。
教諭と同級生が満足するような、思い切り媚びた卑屈な謝罪の言葉を考えましょう。

ポイント

こんなことが自分の身に起こったら、誰もが怒りに震えるような理不尽ですよね。
でもあなたは、そんな理不尽を押し付けられてなぜか興奮してしまうマゾです。
それを見抜いているから、相手もこんな道理の通らないことを言ってくるのかもしれませんね。

あなたの無様な謝罪を見て、教諭と同級生はニヤニヤと嗤います。
その視線が意味ありげに絡むのを見て、あなたは真相を悟るでしょう。