マジックテープ拘束

マジックテープで自身を拘束させられる

用意するもの

  • マジックテープ
  • ハサミ

方法

この調教課題では、拘束におすすめの道具を使ってあなた自身を拘束します。
ラップ拘束簡易拘束衣の調教課題で道具を使った拘束を紹介してきましたが、同じくらい有効な道具がマジックテープです。

ハンズなどに行くと、普通のセロハンテープのような形状に巻かれたマジックテープを見つけることができます。
表面と裏面がそれぞれマジックテープの裏表になっていて、それ自体でくっつくようになっているタイプのものを探してください。
裏が両面テープになっているものもありますが、それではありません。
ネットで検索する際には「マジックテープ 結束バンド」としてみると出てきやすいです。

このテープは拘束道具としてとても優秀です。

  • 引っ張る力に対して非常に強く剥がれにくい
  • 勝手に締まらない
  • 使い捨てられるため衛生的
  • 拘束の出来上がりがシンプルになる

ただし手では切ることができないので、ハサミを用意しておきましょう。

この調教課題では試しに、マジックテープを使ってあなたの足首を拘束してみます。
マジックの肌ざわりはあまりよくないので、苦手だと思ったら靴下を履いておきましょう。

まずそれぞれの足首にマジックテープを巻きつけます。
足首の外側から始めて、1周半と少し巻きつけて、内側のやや後ろに終端がくるようにします。
肌にぴったり沿わせるのではなく、数ミリの遊びがあるようにしてくださいね。
ハサミで切る際に肌を傷つけないように注意しましょう。

それぞれの足首にテープを巻けたら、別のテープで直径2cmくらいの小さな輪を作ります。
全周が二重になるように巻いてください。

小さな輪ができたら、両足首の内側で終わっているテープの端をいったん剥がし、輪にくぐらせます。
両足の間に輪がきて鎖になるようにしたら、テープを再度貼り付けます。
これで拘束は完成です。

抜け出そうとして、強度を確かめなさい。
もっと拘束感が欲しければたくさん巻いてもかまいませんが、1周半でも十分な強度があることに驚くと思います。

ポイント

身近なものでSMに応用できる道具はたくさんありますが、テープ状のマジックテープは存在自体も知らなかった方が多いかもしれません。
僕もたまたまコード類の整理に使っているときに応用の可能性に気が付き、実際に使ってみたら大変有用でした。

簡潔に綺麗に拘束できる一方で、幅が細いものだと血管や神経を圧迫してしまいがちです。
怪我をしないように注意しながらやってみてくださいね。